クリスマス粉砕講演会 開催報告
年の瀬も差し迫る中、いかがお過ごしでしょうか。
同志の皆様におかれましては、12月25日は何事でもないごく平穏な一日を過ごされたことと思います。
さて、去る12月24日、我々は新宿某所にて「革命的非モテ同盟presents’クリスマス粉砕講演会」を開催いたしました。
本来であればクリスマス粉砕デモを敢行すべきところ、今年度は公園の利用許可を得ることが出来なかった為ある種苦肉の策として開催した講演会でありましたが、当日は会場である40名入りの会議室がほぼ一杯になるほどの盛況でありました。
参加者の方の中には仏像の被り物をしたり、黄色いベストを羽織ってフランスにおけるデモ隊の扮装をされた方、映画製作の為に来られた方、また遠くタイのチェンマイよりお越しいただいた方も居られ、個性溢れる同志達が集結いたしました。
更に、当日はAbemaTVの「AbemaPrime」様による取材、ニコニコ生放送様による生配信も行っていただく等、我が革命的非モテ同盟の活動も拡散、浸透してきたことを改めて実感した次第であります。
二部構成を採った当日では、まず第一部に時事問題としてクリスマス禁止令を出したという中国当局や暴動化するフランスのデモに対する論評、我々をモデルにしたと思しき某ライトノベル完結のお知らせ、そして東京都の中心部でデモ活動が行いにくくなっているという現状を指摘し、少数派の意見を封殺する事こそが真の意味での民主主義の死であるという懸念を表明しました。
続く第二部では孫子の言う「彼を知り己を知れば百戦殆ふからず」を引き、革非同の基本的なスタンスを述べるとともに、我々が不倶戴天の敵としている「恋愛資本主義」とはいかなるものかについて解説をさせていただきました。
正直なところ準備不足の感もあってあまり明確な説明が出来ていなかったやも知れませんが、ひとまず我々革非同が左翼でもアンチクリストでも無いという点、そして恋愛資本主義とは「恋愛とは人間として当然するべきものであるという偏見に基づき、消費を煽る空気を醸成すること」と定義している点をご理解いただければ幸いであります。
講演後は質疑応答、そして参加者全員による勝ち鬨が行われ、今年も見事クリスマスを完膚なきまでに粉砕いたしました。
講演の中でも述べたのですが、昨今は東京都中心部においてデモが出来にくい状況になっており、次回予定しているバレンタイン粉砕デモについても正直なところ予断を許さない状況です。
されど我等革命的非モテ同盟は、デモ実現に向け出来る限りの手段を用いて参る所存であり、万が一デモが敢行できなかった場合も今回のような代替イベントを企画する予定でありますので、今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。
最後になりましたが、当日お越しいただいた同志の皆様、取材をしていただいたマスコミ関係者の皆様、そして会場には足を運べなかったものの動画配信をご覧になられた同志の皆様に対し、厚く御礼を申し上げます。